エシカルを知る

エシカルな暮らしのヒントに♪読んでおきたいおすすめの本10選はこれ!

最近耳にするようになった「エシカル」という言葉。

なんとなくおしゃれなイメージで、ライフスタイルに取り入れてみたい!という人も多いのではないでしょうか。

「でも具体的にどんなことがエシカルなの?」「どんなふうにエシカルを日常に取り入れられるの?」という方は、本で学んでみるのもおすすめ♡

今日は、2014年から社会問題を勉強してきたわたしがおすすめする、エシカルを学ぶための本をご紹介します♪

 

エシカルのおすすめ本①「はじめてのエシカル」

「エシカル」という言葉を最近聞いたばかり!というエシカル初心者の方にまず読んでほしい一冊です。

エシカルという考え方をその具体的な事例とともに、分かりやすく解説してあります。

またトヨタ、イオン、パタゴニア、ピープルツリーなど時代を先駆けた取り組みをしている企業や、食品やファッションでの「エシカル消費」の取り入れ方も紹介されています。

ゆるちゃん
ゆるちゃん
この本を読めば、エシカルについて一通りマスターできるよ♪

著者は、TBS系テレビ番組「世界ふしぎ発見! 」の元ミステリーハンターの末吉里香さん。

番組で世界を旅しながらその真実と向き合い、徐々にエシカルという考え方につながっていったそうです。

うさぎちゃん
うさぎちゃん
『エシカルとは、「私にいい」と「世界にいい」をつなげていくこと』というキャッチフレーズが、とてもわかりやすいね。

「エシカルをこれから勉強していきたい!」という方にはマストな一冊となっています。

著者 末吉里香
刊行 2016年11月
ページ 192ページ

 

 

 

エシカルのおすすめ本②「おしゃれなエコが世界を救う」

フェアトレードのチョコレートやファッションで有名なフェアトレードブランド「People Tree

そのピープルツリーの社長であるサフィア・ミニーの半生と、彼女のビジネスについて書かれた本です。

ピープルツリーはインド、バングラデシュ、ネパール、ペルー、ケニアなど、15ヶ国の生産者団体と提携し、生産者を搾取しない「フェアトレード(生産者に適切な賃金や、労働条件、労働環境を与える“公正な取引”)」なビジネスをしています。

フェアトレードのリーディングカンパニーであり、2005年にはシュワブ財団から「世界でも最も傑出した社会起業家」に選ばれました。

そんな彼女の生き方や考え方が書かれたこの本。

「エシカルや社会問題の分野でこれから事業を始める!」という方はもちろん、それ以外の分野でも役立つ考え方を学べるはず♡

ゆるちゃん
ゆるちゃん
女性起業家としても有名な方なので、仕事を頑張る女性や独立を考える女性の背中も後押ししてくれるはず♪

フェアトレードブランド「ピープルツリー」のオンラインストアはこちら>>People Tree

著者
サフィア・ミニー
刊行 2008年5月
ページ 229ページ

 

 

 

エシカルのおすすめ本③「プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命」

プラスチックが環境問題とつながっていることはなんとなく聞いたことがあるけど、具体的な理由や背景はご存知ですか?

この本では、いま世界を脅かしている「プラスチックゴミ」について勉強できます。

プラスチックゴミと健康の関係についても書いてあります。

プラスチックから出る化学物質や、それを避けるための代替品など、エシカルでヘルシーな生活を送るためのちょっとした工夫も知ることができます♪

環境のためはもちろん、自身の健康を守るためにもぜひ読んでほしい一冊です。

うさぎちゃん
うさぎちゃん
プラスチック問題については、エシカルやサスティナブルを知るにあたって避けては通れない大きなテーマだよ。勉強しよう★

著者
シャンタル・プラモンドン、ジェイ・シンハ
刊行 2019年5月
ページ 304ページ

 

 

 

エシカルのおすすめ本④「ゼロ・ウェイスト・ホーム ごみを出さないシンプルな暮らし」

この本の著者一家はとてもすごいです。

というのも、家族4 人が1年間に出すごみの量がガラス瓶1 本分という、驚くべき「ゼロ・ウェイストライフを送っているのです!

うさぎちゃん
うさぎちゃん
え~!そんなことが可能なの?!

どうやって4人家族の1年間のごみの量をガラス瓶1本分にしているのか。その答えが書いてあります。

ゴミを減らす暮らしは、環境にいいことはもちろん、自身も快適に暮らせるまさに「真の豊かさ」といえます。

ミニマリストに興味がある方、今よりシンプルに快適な暮らしをしたい方にもとてもおすすめできる一冊です。ぜひ♪

著者
ベア・ジョンソン
刊行 2016年9月
ページ 352ページ

 

 

 

エシカルのおすすめ本⑤「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」

これは絵本ですが、子どもはもちろん大人にこそおすすめしたい絵本です。

2012年、ブラジルのリオデジャネイロで開催された国際会議での、ウルグアイの大統領であるホセ・ムヒカの演説についての本です。

ウルグアイの大統領ホセ・ムヒカは給料の大半を貧しい人のために寄付し、大統領の公邸には住まず、町からはなれた農場で奥さんとくらしています。

花や野菜を作り、運転手つきの立派な車に乗るかわりに古びた愛車を自分で運転して、大統領の仕事に向かうのです。

そんなホセ・ムヒカは他の国の大統領とは違い、国際会議では質素な背広にネクタイなしのシャツ姿。

演説が始まる前、どの国の大統領もまるでホセ・ムヒカの演説に興味がなさそうでしたが、その演説が終わったあと会場は大きな拍手で包まれていました。

この本を読むと、経済関係なく「本当の豊かさとは何か」を考えさせられます。

ぜひ子どもがいる方は、子どもと一緒に読んでほしいと思います。

個人的には子どもがいる方へのプレゼントにもおすすめできる一冊です。

著者
くさばよしみ・中川学
刊行 2014年3月
ページ 32ページ

 

 

 

エシカルのおすすめ本⑥「大量廃棄社会〜アパレルとコンビニの不都合な真実〜」

日本で年間10億枚捨てられている、袖を通されることのなかった新品の洋服。

イベントのために作られては大量に捨てられる、恵方巻。

この本ではそんな大量廃棄社会の実情と解決策について書かれています。

大人なら誰しも、大量生産・大量消費の現代社会に一度疑問をもち、世の中で起きている「社会問題」を考える必要があると、わたしは思っています。

この本では、アパレルとコンビニの大量廃棄の背景についてしっかりと知ることができるので、おすすめの一冊です。

著者
仲村和代・藤田さつき
刊行 2019年4月
ページ 318ページ

 

 

 

エシカルのおすすめ本⑦「捨てられる食べものたち」

スーパーやコンビニで売られている食品、レストランで出されるメニュー、どのくらいの量の食品が廃棄されているかご存知ですか?

この本では食品ロス問題ジャーナリストが食品ロスの現状、世界と日本の食料事情などをイラスト付きで説明しています。

イラスト付きなので、大人だけでなく子どもにもわかりやすい一冊です。

食って生きていくうえで絶対に無視できないテーマですよね。

この本では、あなたのまったく知らない、日本と世界の食品の世界を知ることができます。とてもおもしろいので、おすすめです。

小学生の自由研究にももってこいな一冊です。

著者 井出留美
刊行 2020年6月
ページ 120ページ

 

 

 

エシカルのおすすめ本⑧「買いものは投票なんだ」

「貧困や環境のために自分ができることって何だろう」と思っている方は、この本を読むことを強くお勧めします。

わたしたちの生活に欠かせない「買い物」つまり「消費」。

この消費こそが世界で起こっている問題の原因となっているのです。

日々の消費の在り方を考える、そして変えていくために、ぜひ日本人全員に読んでほしい一冊です。

本の内容は一見難しいテーマが盛り込んでありますが、イラストとともにかみ砕いて書かれているので、子どもにも大人にもわかりやすい仕様となっています。

「エシカルを日常に取り入れたい」と思う方は、かなり楽しめる本です♡

著者 藤原ひろのぶ
刊行 2018年9月
ページ 40ページ

 

 

 

エシカルのおすすめ本⑨「脱プラスチックへの挑戦」

「あなたは毎週5グラムのプラスチックを食べている。」という衝撃的な帯タイトルが目を引くこちらの本。

「脱プラスチック」に向けた企業の動きから個人でできることまで、プラスチック問題をしっかりと勉強したい方におすすめです。

著者は、NHK BS1スペシャル「“脱プラスチック”への挑戦」のプロデューサー。

テレビでは映像化されなかった、数々の貴重な証言も載っているので、テレビよりもより詳しく世界の脱プラについて知ることができます。

「プラスチック問題について詳しく学びたい!」という人におすすめです。

著者 堅達京子
刊行 2020年1月
ページ 296ページ

 

 

 

エシカルのおすすめ本⑩「クジラのおなかからプラスチック」

こちらは、プラスチック問題を子どもと一緒に勉強したい方、子どもに環境問題を教えたいという方におすすめです。

そもそもプラスチックとは何か?というところから、マイクロプラスチックの話、プラスチックと生態系の関係性、日々の生活の中でできることなど、プラスチックの基礎から学べます。

イラストや写真がついているのと、文章のタッチもかなりわかりやすく書いてあるので、とっつきにくいテーマですがスッと頭に入ってきます。

小さいころから社会問題に触れておくことは大事な教育だと思うので、ぜひお子さんがいる方は一緒に学んでみてくださいね♪

著者 保坂直紀
刊行 2018年12月
ページ 162ページ

 

 

 

エシカルな暮らしのヒントに♪読んでおきたいおすすめの本10選

がっつりと勉強できる本から、子どもも楽しめる本まで紹介していきました。

エシカルを学ぶと、日本また世界で起こっている社会問題も自然と勉強することができます。

オシャレに生きれるだけでなく、社会の情勢も勉強できるというまさに一石二鳥!

ぜひ気になった本から読んでみてくださいね♪