1日に100匹以上が犠牲になってる、犬猫の殺処分問題。
今日は、そんな殺処分問題を少しでも減らすために、一人ひとりができることをまとめました。
一気に殺処分をゼロにすることは無理でも、あなた一人の行動で1匹の動物を救うことは可能です。
ぜひ最後まで読んで、自分にできることはいくつあるか考えてみてくださいね。
この記事を読んでわかること▼
- 犬猫殺処分の現状や原因
- 誰にでも簡単にできる、犬猫殺処分を減らすための行動
目次
犬猫の殺処分の現状
このグラフだと平成30年度までしか載っていませんが、平成30年度の年間の犬猫殺処分数は、3.8万匹。
画像出典:環境省
グラフで見てわかるように、昭和から比べて右肩下がりに殺処分数は減少しています。
殺処分される犬猫のうち、約8割が猫で、そのうち約5割が離乳前の子猫だそうです。
殺処分はガス室で殺されることが多いです。虹の橋を渡るという意味で「ドリームボックス」と呼ばれたりもしますが、実態は二酸化炭素での窒息死です。
ペットショップによっては、売れなくなった子犬を冷蔵庫に入れることもあるんだとか。(ペット問題の本で読みました)
犬猫の殺処分の原因
犬猫殺処分が起こる原因は主に以下。
- ペットショップでの売れ残り
- ペットが病気になって飼いたくなくなった
- 引越しなどで飼うのが難しくなった
- 飼うのが面倒になった(飽きた、トラブルを起こすなど)
- 飼い主が病気になり飼えなくなった
- 飼い主が亡くなった etc…
飼い主側の「終生飼育を当たり前にする意識」を植え付けていき、安易にペットを飼おうとしないことが大切です。
また、現時点では難しいですが今のようなペットショップの業態が続く限り、売れ残って殺処分される子犬や子猫がゼロになることはありません。
犬猫の殺処分をなくすためにできること
では、殺処分される犬や猫を1匹でも減らすために、わたしたちにできることは何でしょうか。
わたしが考えてみたことは、以下です。
- 保護団体へ現金を寄付する
- 保護団体へ物品を寄付する
- カードのポイントを寄付する
- LUSHのチャリティポットを購入する
- 保護団体でボランティア活動をする
- 保護犬・保護猫を受け入れる
- 猫付きシェアハウス(しっぽ不動産)に住む
- PETOKOTO FOODSを購入する
- 動物愛護について発信する
一つひとつ見ていきましょう。
保護団体へ現金を寄付する
誰にでもできてどこにいてもできるのが、保護団体への現金の寄付。
動物愛護以外のところもそうですが、基本的に慈善団体は寄付を募っています。
月額で寄付をする会員にならなくても、お金に少しでも余裕がある時に少額だけでも寄付をすることができます。
保護団体へ物品を寄付する
現金ではなく物品を寄付することも可能です。
例えばタオルやペットフード、洗剤などの消耗品から、フリーマーケットで販売できるようなモノまで寄付を募っているところもあります。
物品寄付の場合、その団体がどんなものを欲しがっているのかを事前によく調べる必要があります。また、送料は元払いになります。
団体側が必要としていないものを送っても、むしろ迷惑になります。
あらかじめ電話で直接聞いてみてから送るのもいいかもしれません。
カードのポイントを寄付する
どうしても現金寄付への抵抗がある方は、ポイントの寄付はどうでしょうか?
セゾンカードの永久不滅ポイントやTポイントカードのポイントを、保護団体に寄付することもできます。
LUSHのチャリティポットを購入する
LUSHは言わずと知れた社会的企業のリーディングカンパニーです。環境や動物、人権問題に積極的にアプローチをしています。
LUSHのチャリティポットはLUSHで販売しているボディ・フェイスに使えるクリームなのですが、ただのクリームではありません。
消費税を除く売上の全額が、社会課題に根本的に取り組む小規模の草の根団体に寄付されるのです。
団体の活動は環境保護活動や子供の支援など何種類かあり、動物保護活動をしている団体もありました。
チャリティポットを購入して自分がどの団体に寄付をするかは、残念ながら選べないようになっています。売上全体から、LUSH側が寄付先の団体に寄付金を配分しています。
また、最近では「チャリティポットコイン」という固形状のローション版もでました。これは、環境保護・動物保護・人権保護に売上が使われるそうです。
\ LUSHのチャリティ活動はこちら /
保護団体でボランティア活動をする
犬や猫と触れ合いたい方・時間がある方は実際に保護団体に行ってボランティアするのもありです。
ボランティア内容は保護団体によって様々ですが、主には施設内の掃除や犬のお散歩などだと思います。
保護犬・保護猫を受け入れる
ペットの受け入れを考えている方は、ペットショップではなく保護犬や保護猫の受け入れをぜひ検討してください。
というのも、ペットショップにお金を払うという行為=その裏にいる悪徳なブリーダーを含む、悪質なペット業界を支援することになるからです。
ペットショップ(と、悪徳なブリーダー)による不幸な犬猫(売れ残って最後は捨てられる犬猫・子供を産まされ続け、最後には殺される母犬や母猫など)を減らすには、ペットショップに行かないことが重要なのです。
犬や猫を受け入れたい時は、保護団体に直接連絡してみましょう。
ちゃんと飼育できる環境かどうかのチェックをし、それに通れば保護犬や保護猫を引き取れるところがほとんどです。
また、NPO法人が運営している保護猫カフェや保護犬カフェもありますので、気になる方は調べてみてくださいね。
猫付きシェアハウス(しっぽ不動産)に住む
一人暮らしを考えている方、家庭の事情などでペットを飼いたいけど飼えない方、猫付きシェアハウスに住んでみるのはどうですか?
猫付きシェアハウスとは、東京キャットガーディアンという猫の殺処分ゼロを目指すNPO法人が運営している、「保護猫と一緒に住めるシェアハウス」です。
殺処分ゼロのために昔から活動している団体なので、猫付きシェアハウスに住めば、猫との楽しい生活だけでなく保護猫を救う活動にもつながります。
\ 気になる方は、要チェック /
PETOKOTO FOODSを購入する
PETOKOTO FOODSとは、獣医師さんが監修した国産のペットフードです。
保存料が不使用なこと、規格外の野菜を使うなどしてフードロス問題にもアプローチしているのも魅力。
そしてなんといっても最大の魅力は、PETOKOTO FOODSは売り上げの1.2%(ワン・ニャン)を保護犬猫マッチングサービスであるOMUSUBIに、寄付しているところ。
使用されている原材料も厳選されており、飼い主さんたちのレビューがかなり好評なことも納得!
すでにワンちゃんを買っている方は、チェックしてみてくださいね♪
動物愛護について発信する
自分の勉強にもなって、動物愛護について人に知ってもらうことができる手段はズバリ!発信すること。
今の時代、発信すること自体は無料、もしくは格安で誰でもできます。
「自分なんかが発信したって・・」と思う方もいるかもしれませんが、発信するのに資格も特別必要なスキルも要りません。(強いて言うなら情熱が大事!)
発信するツールは様々。例えば以下▼
- インスタ
- YouTube
- TikTok
- ピンタレスト
- スタエフ
などなど・・。SNSもそれぞれの特徴があるので、自分に合うものを選んで気負わず楽しく発信してみてください♪
ちなみにわたしのようにブログで発信することも可能です。
ブログのいいところは、何と言ってもマイペースにできるところ!
SNSはいいねやフォロワー数が他人から見えたり、低評価されたりリムられたり・・人によってはストレスも多いけど、ブログはその辺の心配がゼロなので、気持ち的にかなり楽にできます♪
ちなみにドメインは1円から取得可能で、ワードプレスならおしゃれな自分のブログが作れて、なおかつ年間費用も1万円ほどなのでオススメです。
ちなみにブログは、マイペースに文章を書きたい人や、自分だけのサイトを作りたい!という人にはめちゃくちゃオススメです。
犬猫の殺処分をなくすためにできること:まとめ
海外から「日本は動物愛護の三流国」と言われてしまっています。
そのくらい、動物愛護という点では他の国よりもかなり出遅れており、不幸なペットの数もとても多いです。
政治家でもないわたしたちができること、それは一人ひとりの行動のみです。
1匹でも多くの幸せな動物を増やすために、今日からあなたにできることは何でしょうか?
ぜひ考えてみてください。