サスティナブル

海外のゼロウェイスト・レストランまとめ!日本の徳島県にもあるって本当?

ゴミを一切出さないレストランがあるのをご存知ですか?

その名も、ゼロウェイスト・レストラン。

 

今日は海外のゴミを一切出さないレストランと、日本の徳島県のゼロウェイストの取り組みを紹介します。

 

 

ゼロウェイストとはゴミを一切出さないこと

 

まず、ゼロウェイストとは、ゴミを一切出さないことを意味します。

 

ところでみなさんは、日本では年間どのくらいの量のゴミが出ているかご存知ですか?

 

平成29年度の情報では、日本はおよそ4,289万トンのゴミを毎年排出しているのです。

これはなんと東京ドーム115個分に相当するそう!!

そんな莫大な量のゴミを日本だけで、しかも毎年出しているなら、地球も大変なことになりますよね。

 

そんなゴミ問題を解決する手段として現れたのが、「ゼロウェイスト」という考え方です。

有名なのが、「ゼロウェイスト・ホーム」という本。

 

ニューヨークタイムズなどにも掲載され、世界10ヵ国で翻訳されるという超ベストセラーです。

 

家族4人、1年間で出るゴミの量はなんとビン1本分というから驚き。

気になる方はチェックしてみてください↓

ゼロ・ウェイスト・ホーム ーごみを出さないシンプルな暮らし

 

この本がきっかけで、なるべくゴミを出さない工夫をし始めた人も多いのではないでしょうか。

 

 

それでは、ここからは各国のゼロウェイスト・レストランをみていきましょう。

 

 

フィンランドのゼロウェイスト・レストラン「NOLLA」

画像出典:Restaurant Nolla&Bar

 

フィンランドのヘルシンキにあるゼロウェイスト・レストラン「NOLLA」。

 

料理はすべて季節に合わせたコース料理で、食材はなるべく地元から調達するようにしています。

 

コース料理のみ提供の理由は、アラカルトにすると、頼まれないメニューがあったときにフードロスになってしまうから。

品の数よりもゴミを出さないことに重点を置くところが、すごいです。

 

ゆるちゃん
ゆるちゃん
コース料理の値段は、48ユーロ(日本円でおよそ5600円)からとのこと。決して安くはないけど、食べにいきたいな★

 

ゼロウェイストを掲げているため、サプライヤーからはプラスチックや紙などを使用せずに食材を届けてもらっています。

 

万が一お客様が食べ残した場合は、捨てずにコンポストに入れて堆肥化します。

コンポストとは、落ち葉や生ゴミなどの有機物を微生物の力で分解し、堆肥化すること。ゴミを減らせて環境に優しいので、お家でやっている人もいます。

 

驚くのは、こんなにゼロウェイストを徹底しているのに、店内にはゼロウェイストに関するチラシやポスターが一切ないのです。

ゼロウェイストを特別視している以上、ゼロウェイストが一般化することはないから、まずは自分たちがゼロウェイストを当たり前にやることで、その理念を多くの人に広めていこうとしているのです。

 

\お店情報/

レストラン名 Nolla(ノッラ)
住所 Fredrikinkatu 22, 00120 Helsinki
営業時間 17:00~24:00
営業日 火曜~土曜(日、月 定休)

 

 

イギリスのゼロウェイスト・レストラン「Silo London」

画像出典:silolondon

 

イギリスのロンドンに位置するゼロウェイスト・レストラン「Silo London」。

 

先ほど紹介したゼロウェイスト・レストラン「NOLLA」のオーナーは、「Silo London」に影響を受けたのだそうです。

 

肉や魚ありのメニュー、もしくはベジメニューの2種類から選べます。

 

料理では肉を扱ってはいるものの、地球温暖化のことも考えてか、肉の使用は最小限にしています。

ほとんどのメニューが、ヴィーガンかベジタリアン、またはグルテンフリーとなっていて、健康にもかなりいいレストランです。

 

料理に使われる食材は、中間業者を挟まずに地元の生産者から直接購入しています。

そうすることで、サスティナブルに営んでいる農家の収益に少しでも繋がるようにしているよだそう。

 

小麦に関しては自家施設で製粉され、バターも手作り。加工食品はほとんど購入しないようにしているという、徹底ぶり。

   
ついには2016年、雑誌「ガーディアン・ウィークリー」のObserver Food Monthlyで「最もエシカルなレストラン」に選ばれました。

 

うさぎちゃん
うさぎちゃん
調理場にはゴミ箱がないというのも驚きです!

 

Siloの創設者は以前、雑誌のインタビューで「購入は投票である」と語っています。

わたしたちがゼロウェイスト・レストランに行くことは、環境問題解決への一票なんですね。

 

\お店情報/

レストラン名 Silo London
住所 The White Building 1st Floor, Unit 7 c/o CRATE Bar, Queen’s Yard, London
営業時間 平日:18:00~22:00
休日:11:00~15:00、18:00~22:00
営業日 火曜~日曜

 

 

バリ島のゼロウェイスト・レストラン「Ijen」

画像出典:Chope

 

バリ島にもゼロウェイスト・レストランがあります。その名も「Ijen」。

 

ポテトヘッドビーチクラブという、海やプール、美味しい食事を楽しめるレジャー施設の中にあります。

 

ヴィーガンメニュー、ベジタリアンメニューともに豊富で、素材はオーガニックなものや地元から調達したものが多いです。

魚料理もありますが、なんとも珍しい「一本釣り」の漁師さんから仕入れており、必要な分だけを用意するそうです。

 

一番驚いたのは、店の内装の多くがリサイクル素材なこと。

 

たとえばオートバイのリサイクル素材から作られている家具があったり、テーブルや椅子、床は割れたお皿や飲料グラスを使って作られています。

ペットボトルキャップから作ったお箸もあるそうで、エコとおしゃれの両立ができてるんですね。

 

\お店情報/

レストラン名 イジェン/Ijen
住所 Jl. Petitenget No.51 Seminyak Kuta Utara Kabupaten Badung Bali 83061 Indonesia
電話番号 62 361 4737979
営業時間 12:00〜24:00

 

 

 徳島県上勝町のゼロウェイストセンター「WHY」

日本でも、ゼロウェイストを実践している場所があります。

ここからは日本の徳島県上勝町の取り組みを紹介します。

町全体でゼロウェイストに取り組む徳島県の上勝町

 

上勝町は、なんと町民全員がゼロウェイストに積極的な町なんです。

 

たとえば、上勝町ではごみ収集は行わず、生ゴミは各家庭がコンポストに入れて堆肥化します。

瓶や缶などの資源ごみは、町内の「ごみステーション」に町民が持ち寄り、45種類以上に分別しているのです。

 

ゆるちゃん
ゆるちゃん
その結果、上勝町のリサイクル率は80%を超えているんだって!すばらしいね★

 

上勝町の複合型施設「ゼロウェイストセンターWHY」が誕生

上勝町には、今年の春に誕生した「ゼロウェイストセンターWHY」があります。

ごみステーションも、このゼロウェイストセンターの中に入っています。

 

ゼロウェイストセンターの建物の形は、名前にちなんではてなマークの形になっています。おもしろいですよね。

画像出典:WHY 上勝ゼロウェイストセンター

 

うさぎちゃん
うさぎちゃん
はてなマークの上の部分に、ごみステーションがあるんだって♪

 

ゼロウェイストアクションセンターには、ゴミステーション以外にも

  • ゼロウェイストについて学ぶラーニングセンター
  • 不用品を持ち込んだり、持ち込まれた不用品を無料で持ち帰れる「くるくるショップ」
  • セミナールーム
  • 企業や大学などに貸し出すための研究室
  • ゼロウェイストアクションホテル「WHY」

が設けられています。

 

特にゼロウェイストホテルは、上で紹介した海外のゼロウェイスト・レストランよりももっと高レベルですよね。

食事だけでなく、ホテルでの生活をゼロウェイストで体験できるのは、とても興味深い。いつか行ってみたいです。

 

ゼロウェイストホテルの見た目はこんな感じ↓

画像出典:トラベルWatch

 

はてなマークの丸の部分がホテルなので、丸い形をしているのです。見た目もかわいいですね。

 

ホテル内の家具も、リサイクル品を調達しているそうです。どこまでもエコなホテル!

 

 

ゼロウェイスト・レストランや施設に行ってみよう

 

海外のゼロウェイスト・レストランや、徳島県のゼロウェイスト施設を紹介しました。

 

「ゼロウェイストなんて難しい」と思っている方々も、ゼロウェイストをしている場所に行くだけなら簡単です。

 

ぜひ海外に訪れたときは、ゼロウェイスト・レストランに訪れてみてください。

 

日本も、徳島県からゼロウェイストが広まっていくといいなと思います。